製品安全ガイド
経済産業省ホームページより
製品安全ガイド
リスクアセスメントのハンドブック
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リスクアセスメント
生産工程の多様化・複雑化が進展するとともに、
新たな機械設備・化学物質が導入されるなど、
労働災害の原因が多様化し、その把握が困難
となっています。
このため、法令に規定されている最低基準として
の災害防止対策を遵守するだけではなく、
自主的に個々の事業場の危険性又は有害性等
の調査を実施し、その結果に基づいて適切な
労働災害防止対策を講じることが求められています。
事業者による自主的な安全衛生活動への
取り組みを促進することを目的としています。
努力義務とはいえ法律上位置づけられた意味は
大きいのです。
何もしないでも法律違反とはなりませんが、
労働局は、リスクアセスメントの普及促進に
努めると言っています。
つまり、何もしなくてもよいのではなく、的確に
実施されるよう指導されることなのです。
労働災害の多い事業場では、リスクアセスメントを
実施していますかと必ず指摘されます。
指摘・指導されるから、リスクアセスメントを実施
するのではなく、前向きに捉えて労働災害の防止
のために是非取り組みたいものです。
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相対的にリスクが小さい場合
1、ハザードを探し出す
重大な危害や複数の人間に影響を及ぼす
ハザードを職場を歩き回って新鮮な目で探す
2、誰がどのようにして危害を受けるかを判断
する
3、ハザードから生じるリスクを評価し、十分な
安全対策がすでに採られているか、あるい
は危害を防ぐために新たな安全対策をとら
なければならないかを判断
4、認定事実を記録する
5、リスクアセスメントの方法を適時見直し
必要に応じて修正を加える
リスクの評価は、
危険が少なく、複雑な危険も少ないので
常識で判断してもかまいません。
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リスクの低減対策
1、リスク低減対策は、リスクの高いものから
優先的に実施するように実施項目を選定し
、計画する。
2、考えられる様々なリスク低減対策案を出し
合い、その中から効果、コスト、実現性等を
検討し、最適な対策方法を選択する。
3、リスク低減対策は、実施する前にその
妥当性を確認する。
4、手順で決めた計画に従い、リスク低減
対策を実行する。
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ラッキー
たまたま幸運が続いていても、何も
行動をおこさないとその幸運は、いつまでも
続かず、いつか痛い目にあいます。
結果的に幸運が続いていても、それは
周期的なものです。
潜在的な危険を把握し、それを、一つづつ
排除していく地道な作業を繰り返すことが、
最良の選択だと思います。
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優先度の設定方法の例
1.負傷又は疾病の重篤度
「負傷又は疾病の重篤度」については、
基本的に休業日数を尺度として使用する
ものであり、以下のように区分する例が
あります。
(1)致命的
死亡災害や身体の一部に永久損傷
を伴うもの
(2)重大
休業災害(1ヶ月以上のもの)
一度に多数の被災者を伴うもの
(3)中程度
休業災害(1ヶ月未満のもの)
一度に複数の被災者を伴うもの
(4)軽度
不休災害や
かすり傷程度のもの
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リスクの見積もりの方法
留意点
(1)予想される負傷又は疾病の対象者及び
内容を明確に予想する。
(2)過去に実際に発生した負傷又は疾病の
重篤度だはなく、最悪の状況を想定した
最も重篤な負傷又は疾病の重篤度を
見積ること。
(3)負傷又は疾病の重篤度は、負傷や疾病等
の種類にかかわらず、共通の尺度を使うこと
が望ましいことから、基本的に、負傷又は疾病
による休業日数等を尺度として使用する、
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