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労災保険の知識

労働安全コンサルタントが知って得する

労災保険の知識      NO,17





労災保険給付に関する費用徴収事例




(違反が死亡災害の直接原因ではあるが、

 事業主としてとるべき措置は講じられて

  いた例)




労働者Aは、10階建てビル建設工事現場に

雑役夫として働いていたが、6階部分の資材

取り込み口付近から転落し死亡した。

労働者Aは、5階での資材整理を終えた後、

7階床コンクリート打設準備のため6階に

搬送されたパイプサポート約50本の整理

作業を行っているとき、資材取り込み口開口部

から転落したものである。

資材取り込み口には作業がないときはチェーン

を2段に張り墜落防止措置を講じていたが、墜落

時チェーンは外れていた。

現場所長は、書類送検された。




本件は、労働安全衛生法違反で送検された事案

ではあるが、資材取り込み口にはチェーンを2段

に張り墜落防止措置を講じていたものであり、

不完全ながら事業主として一定の措置を講じて

おり、災害発生状況からみて、「事業主が当該

規定に明白に違反した」とまではいえないことから

費用徴収すべき事案ではない。





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