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労災保険の知識

労働安全コンサルタントが知って得する

労災保険





労働者の故意の犯罪行為若しくは重大な

過失による事故




《事例 飲酒運転による事故》




◎業務中の災害



建設会社に勤務する労働者Aは、X邸新築工事


棟上式において午後4時頃から1時間ほどで


振舞酒を1合程度飲酒し、その後、工具等を片付


けるため会社所有のライトバンを運転して会社


事務所に戻る途中、信号待ちをしていた乗用車


に衝突し相手方を負傷させた上、自身も右足骨折


の重傷を負った。




警察の事故調査では、労働者Aの酒気帯び運転


による運転操作の誤りが事故発生の直接原因と


認定され、道路交通法違反に問われ、免許取り消


し処分を受けた。





本件は、多少の飲酒行為はあったが業務を逸脱


したとまではいえないことから、業務災害には該当


する。しかし、事故発生の直接原因は酒気帯び


運転によるものであり、免許取消処分も受けており


労働者Aの重大な過失によるものといえることから


支給制限すべき事案である。





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