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労災保険の知識

労働安全コンサルタントが知って得する

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労災保険給付に関する支給制限事例



1 労働者の故意による事故



《事例3 精神障害による自殺》



労働者Aは、仕事上の失敗の責任を上司から


追求され、周囲のサポートもない中でその失敗を


取り戻すべく恒常的な長時間労働により頑張って


いたが、ある時期から不眠、食欲不振等の症状が


現れ、病院で診断を受けたところ、自律神経失調症


抑うつ状態と診断された。


職場の中では、沈みがちと受け止められていたが、


特段の異常は感じさせなかったが、深夜、会社屋上


から飛び降り自殺した。


机の中には、家族への手紙と、上司に対する仕事


の失敗に対するお詫びを内容とするメモがあった。





本件は、業務に起因して精神障害(うつ病)を発病


し、その病態として自殺したものと認められ、結果の


発生を意図した故意には該当しないものであること


から、故意による死亡とは認められない。





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