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試験問題解説

問 3


機械による危険を防止するため事業者が講ずべき


措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法


令上、誤っているのはどれか。





答  2





解説


労働安全衛生規則第125条


木材加工用帯のこのスパイクつき送りローラー


又はのこ歯形送りローラーには、


送り側を除いて


接触予防装置又はか覆いを設ける。


(ただし、作業者が送りローラーを停止できる


急停止装置が設置されているものはこの限り


でない)


○問題文では、送り側に接触予防装置又は


覆いを設けるとなっています。




冷静に考えると解りますが、試験会場で


冷静に判断できるかがカギでしょうか。









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試験問題解説

問 2

安全管理体制に関する次の記述のうち安全衛生

法令上、誤っているものはどれか。





答  2





解説


統括安全衛生責任者の問題で、特定事業が


解ればいい問題でした。


特定事業は、建設業及び造船業です。


この問題は、是非とっておきたい問題でした。





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試験問題解説

第36回 労働安全コンサルタント試験


産業安全関係法令解説


試験問題の解説をできる範囲で行います。


知識不足で誤り等あるかも知れませんが、


私見として見てもらえたら幸いです。




問 1  安全管理体制について事業者が講ず

     べき措置に関する次の記述のうち、労働

     安全衛生法令上誤っているものはどれか。





答  2





解説



燃料小売業の事業場では、常時100人以上の

労働者を使用する事業場に安全委員会の設置

が必要です。




50人と100人で区分が分かりにくいかも

しれませんが、「安全管理者」の選任を要する

事業場を覚えるとき、分けて覚えませんでしたか?




安全管理者の選任を要する事業場



規模50人以上で次に掲げる業種の事業場



①林業、鉱業、建設業、運送業、清掃業





②製造業、電気業、ガス業、熱供給業、

 水道業、通信業、商品卸売業、家具・

 建具・じゅう器等卸売業、商品小売業、

 家具・建具・じゅう器小売業、

 燃料小売業、旅館業、ゴルフ場業、

 自動車整備業、機械修理業





①の製造業のうち危険作業の多い業種、

①の運送業のうち    〃   

②の自動車整備業、機械修理業

林業、鉱業、建設業、清掃業

が50人以上で、安全委員会設置が必要です。




知識が整理されていないと間違いやすい


問題でした。




 

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お疲れ様

労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント



試験受験者の皆様お疲れ様でした。





暫くして試験問題の解説をする予定です。




本当にお疲れ様でした。!!









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労働安全コンサルタント試験

整理しておく重要事項




○安全管理体制


○計画の届出


○要資格業務


○危険有害性の高い機械等


○管理対象業務


○定期検査、特定自主検査


○安全装置


○保護具


○安全対策


○人間と機械の特性


○特殊健康診断


○不安全行動


○リスクマネジメント


○安全教育


○災害率


○労働災害防止計画



その他、整理するところはあります。


試験の出題傾向は、広範囲に出題されます。


もう一度確認しておきましょう。





まずは、筆記試験に全力を!!!









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労働安全コンサルタント試験

●確認しておきたい数字





○500kg;単管クランプ(直交型)の許容荷重





○350kg;単管クランプ(自在型)の許容荷重





○15度以下;踏みさん、その他滑り止めを設ける





○30度以下;架設通路のこう配の角度





○75度以下;脚立の脚と水平面との角度





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労働安全コンサルタント試験

●確認しておきたい数字●





○1、8m以内;屋内の通路面からの高さ

       1,8m以内に障害物を置かない





○2m以上;足場を組み立てる等の方法により

      作業床を設ける

      ;作業床の端、開口部等には囲い手すり

       覆い等を設ける

      ;安全帯を使用させる。安全帯の取り付け

       設備を設ける

      ;悪天候(強風、大雨、大雪等)時の作業  

       禁止

      ;必要な照度の保持

      ;はい作業主任者の選任

       はい作業における保護帽の着用




     

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労働安全コンサルタント試験

◎確認しておきたい数字◎





○75cm以上;手すりの高さ

        (90cm~105cmにして中さん巾木

          を設ける)





○80cm以上;機械間等の通路巾





○1m以上;建地丸太の重ね合わせ継手の

      場合の重ねしろ





○1,5m以上;昇降設備を必要とする

          高さ、深さ



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労働安全コンサルタント試験

◎確認しておきたい数字◎





○3cm以下;床材間のすき間





○3、5cm以上;足場板(板材)の厚さ





○5cm以上;腕木は建地又は布より

        5cm程度突出して取り付ける。





○10cm以上;巾木の寸法

         足場板の支点からの突出部の長さ





○20cm以上;足場板の重ねた部分の長さ





○25cm以上;はしご道の踏みさんの間隔





○30cm以上;スレート等屋根上作業の

         歩み板巾





○40cm以上;高さ2m以上における

         作業床の巾





○60cm以上;はしごの上端突出長さ





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問 - 41



じん肺法に関する次の記述のうち、誤っている

のはどれですか。





1、じん肺とは、粉じんを吸入することによって

  肺に生じた線維増殖性変化を主体とする

  疾病をいう。





2、じん肺管理区分が管理3と決定された者

  及び管理4と決定された者は、療養を要

  する。





3、事業者は、合併症により1年を越えて

  療養のため休業した労働者が、医師に

  よりその必要がなくなったと診断された

  ときは、遅滞なく、この者に対しじん肺健康

  診断を行わなければならない。





4、じん肺管理区分は、地方じん肺診査医の診断

  又は審査により、都道府県労働局長が決定

  する。





5、事業者は、常時粉じん作業に従事する労働者

  で、じん肺管理区分が管理1である者に対して

  も、定期のじん肺健康診断を行わなければな

  らない。





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問 - 40



手持ち振動工具を使用する振動作業に関する

次の記述のうち、誤っているのはどれですか。





1、振動作業従事者の特殊健康診断は年2回で、

  うち1回は冬季に行わなければならない。





2、振動障害の発生部位は振動周波数によって

  異なり、低周波の場合は骨格系に、高周波

  の場合は血管系に現れる。





3、振動のばく露基準は、振動速度と振幅に

  よって決められる。





4、振動工具の取扱姿勢は、自覚症状または

  障害の発生部位に影響する。





5、振動工具の重量は、振動エネルギーの

  人体への伝達量と関係する。





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問 - 39




騒音測定と聴力検査に関する次の記述のうち

誤っているのはどれですか。





1、等価騒音レベルとは、変動している騒音の

  平均エネルギーと等しいエネルギーの連続

  定常音の騒音レベルである。





2、単位作業場所の設定に当たっては、おおむ

  ね80デシベル以上の区域に限定してもよい。





3、等価騒音レベルの測定は、A測定、B測定の

  いずれも各測定点で10分間以上継続して

  行う。





4、騒音性難聴は、一過性聴力いき値上昇を

  生じないレベルの騒音に長時間ばく露されて

  も発生しない。





5、三分法平均聴力レベルは、500Hz、1000Hz

  、8000Hzの聴力の平均値である。





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問 - 38




防毒マスクまたは防じんマスクに関する次の記述

のうち、誤っているのはどれですか。





1、使い捨て式防じんマスクは、規格が定められて

  おり、国家検定の対象である。





2、取替式防じんマスクは、使用前にろ過材等の

  点検とともに、密着性の確認を行う必要がある。





3、粉じんマスクと防毒マスクは、いずれも、ろ過

  式呼吸用保護具である。





4、防毒マスクは、環境空気中の酸素濃度が

  18%未満では使用してはならない。




5、二種類以上の有毒ガスが混在している場合

  には、最も毒性の強いガス用の防毒マスクを

  使う。





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問ー 37




保護具に関する次の記述のうち、

誤っているのはどれですか。





1、送気マスクは、酸素濃度が18%未満の

  空気中でも使用することができる。





2、JIS規格の防音保護具には、耳栓と耳覆い

  がある。





3、アーク溶接作業に使う遮光保護具は、レーザー  

  光線用保護眼鏡として使うことができない。





4、ホースマスクは、自給式呼吸器と比べると

  作業者の行動範囲が広くなる。





5、保護衣類は、有害物質の種類によってその

  材質を選ぶ必要がある。





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問 - 36




港湾荷役作業に関する次の記述のうち

誤っているのはどれですか。





1、揚貨装置等を用いて船倉の内部への荷の

  巻上げ、巻き卸す時は、作業開始時にハッチ

  ビーム又は開放されたちょうつがい付ハッチ

  ボードの固定状態を点検し、確実な固定を

  確認しなければ作業に従事させない。





2、船倉の内部の小麦、大豆、とうもろこし等ばら物

  の荷卸し作業は、シフチングボード、フィーダー

  ボックス等荷の移動防止の隔壁が倒壊や落下の

  危険がある時は、隔壁の取りはずし後でないと

  作業させない。





3、同一船倉の内部で、同時に異なる層で作業を

  行うこと。





4、揚貨装置等を用いて船倉の内部の荷で、ハッチ

  直下以外の物を巻き上げる作業時は、巻出索の

  使用等あらかじめ荷をハッチ直下の移して行う

  こと。





5、港湾荷役作業を行う時は、物体の飛来又は落下

  の危険防止のため、労働者に保護帽を着用させ

  る。





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労f動安全コンサルタント試験練習問題

問 - 35




墜落等による危険の防止に関する次の記述

のうち誤っているのはどれですか。





1、高さが2m以上の作業床の端、開口部等で墜落

  危険がある箇所は、囲い、手すり、覆い等を設け

  ること。





2、スレート、木毛板等の材料でふかれた屋根上で

  作業を行う場合、踏抜き危険がある時は、幅が

  30cm以上の歩み板を設け、防網を張る等踏抜

  き防止措置を講じること。





3、高さ又は深さが2mをこえる箇所で作業を行う

  時は、当該作業従事者が安全に昇降できる

  設備等を設けること。





4、移動はしごは、丈夫な構造とし、幅は、30cm

  以上とすること。





5、脚立は、脚と水平面の角度を75度以下とし、

  かつ、折りたたみ式のものにあっては、脚と水

  平面との角度を確実に保つための金具等を

  備えること。





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問 - 34




通路、はしご道等に関する次の記述のうち

誤っているのはどれですか。





1、機械間又はこれと他の設備との間に設ける

  通路は、幅80cm以上のものとする。





2、屋内に設ける通路は、通路面から高さ

  1,8m以内に障害物を置かないこと。





3、はしごの上端を床から30cm以上突出

  させること。





4、坑内はしご道でその長さが10m以上の

  ものは、5m以内ごとに踏だなを設けること。





5、坑内はしご道のこう配は、80度以内とする。





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問 - 33




作業構台に関する次の記述のうち、誤っている

のはどれですか。





1、作業構台は、仮設の支柱及び作業床等で構成

  され、材料若しくは仮設機材の集積又は建設機

  械等の設置若しくは移動を目的とする高さが

  2m以上の設備で、建設工事に使用するもの

  をいう。





2、高さ2m以上の作業床の床材間のすき間は、

  30cm以下とすること。





3、高さ2m以上の作業床の端で、墜落危険を

  及ぼすおそれのある箇所には、高さ75cm

  以上の手すりを設けること。





4、作業構台については、著しいねじれ、たわみ

  等が生じるおそれのない丈夫な構造でなけれ

  ば使用しないこと。





5、作業構台の構造及び材料に応じ、作業床の

  最大積載荷重を定め、労働者に周知させな

  ければならない。





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労働安全コンサルタント試験練習問題

問 - 32



有害な作業環境に関する次の記述にうち

誤っているのはどれですか。





1、粉じんを著しく飛散する屋外又は坑内作業場

  では、注水等の粉じん飛散防止措置を講じる

  こと。





2、坑内作業場における炭酸ガス濃度を、

  18%未満にすること。





3、坑内作業場は、1月以内ごとに1回、定期に

  炭酸ガス濃度を測定する。





4、則第588条に規定する著しい騒音を発する

  屋内作業場は、6月以内ごとに1回、定期に

  等価騒音レベルを測定する。





5、病原体により汚染された排気、排液又は廃棄

  物は、消毒、殺菌等適切な処理をした後に、

  排出し、又は廃棄する。





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