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リーダー

LEADER  リーダー




L  Listen=傾聴する




E  Explain=説明する




A  Assist=援助する




D  Discuss=討議する



E  Evaluate=評価する




R  Responsibility=責任をとる




ゼネラルエレクトリック社では、リーダーを

上記のように表現し、このうち、L(傾聴する)

に70%がさかれなけらばならないと

いっています。

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費用徴収

労働安全衛生法違反で、支払われた労災保険給付

の30%相当額が徴収されることがあります。



労災保険法第31条第1項第3号には、事業主が

次の各号の一に該当する場合に適用されます。



(イ)法令に危害防止のための直接的かつ具体的

  な措置が規定されている場合に、事業主が当該

  規定に明白に違反したため、事故を発生させた

  と認められるとき。



(ロ)法令に危害防止のための直接的措置が規定さ

  れているが、その規定されている措置が具体性に

  欠けている場合に、事業主が監督行政庁より

  具体的措置について指示を受け、その措置を講ず

  ることを怠ったために事故を発生させたと認められ

  るとき。



(ハ)法令に危害防止のための措置が規定されてい

   ないが、事故発生の危険が明白かつ急迫である

   ため、事業主が監督行政庁より直接的かつ具体

   的な措置について指示を受け、その措置を講ず

   ることを怠ったために事故を発生させたと認め

   られるとき。

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作業手順書

災害が起こった後、よく


○作業手順書を定めていなかった。


○定めていたが形式的なものであった。


○定めていた作業手順書を守らなかった。


といった原因がよく指摘されます。


作業手順書は、新入社員や配置転換による社員教育、


作業方法の個人差をなくすことにも役に立ちます。


安全で効率的な作業をするうえでも「作業手順書」


の作成をお勧めします。

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作業通路

先日、工場見学をさせていただきました。


歴史のある工場でしたので、古い設備が残って


いましたが、整理・整頓が徹底してあり、かえって


歴史の重みを感じさせる工場でした。


通路に、物を置いたり、はみだして置くようなことも


なく整然としていました。


作業場の床面も段差もなく、デコボコもなく


もちろん油などこぼれていませんでした。


こまめな対策がされているのがよく分かりました。


また、休憩所内を見せていただきましたが、


見事に整理されていました。


整理整頓は基本ですが、担当者の方に聞きますと、


「日常使用しないものは、作業場に置かない」と


注意を繰り返すことが大事だと言われました。

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産業安全関係法令

安全関係法令




問  15
有機化学工業製品を製造する工場において、

工場の生産ラインの増設により労働者が増加し、

300人を超えたことを機に、労働安全コンサルタント

に、事業者から当該工場の安全診断の依頼が

あった。安全診断の結果、労働安全衛生法令上

違反となるものはどれか。




答   4



解説:安衛則第4条第4項

有機化学工業製品製造業は300人の労働者で


安全管理者のうち少なくとも一人を専任の


安全管理者とすること。


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産業安全関係法令

安全関係法令



問  14

次の事故のうち、労働安全衛生法令上、事業者が

所轄労働基準監督署長に事故報告書を提出する

必要のないものはどれか。




答  5


解説;安衛則第96条(事故報告)



高圧ガス保安法による届出は、



都道府県知事、警察、消防に届出が必要です。




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産業安全関係法令

安全関係法令




問  13

次の業務のうち、労働安全衛生法令上、事業者に

安全衛生のための特別の教育の実施が義務付け

られていないものはどれか。




答  5




安衛則第36条

特別教育を必要とする業務として33業務が

掲げられています。



動力により駆動されるプレス機械の金型、

安全装置の取付け、取外し又は調整の業務



つまり。プレス機械を用いて行う加工の業務は

プレス機械に安全装置が付けてあり、そんなに

危険ではありません。

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産業安全関係法令

安全関係法令




問  12


機械等の規制に関する次の記述のうち、労働

安全衛生法令上、正しいものはどれか。




答  2




解説:

個別検定は、検査対象となる機械の1台ごとに

         行われるもので、第2種圧力容器、

         小型ボイラー、小型圧力容器など

         です。



型式検定は、機械等の型式ごとに検査を受ける

         方式です。

        例えば、防じんマスクはメーカーが

        製造する型式ごとに検査を受け、

        防じんマスクの規格として定める

        構造と性能の基準を満たす製品で

        あるかどうかを検査されます。



個別検定と型式検定は、性格が異なるものです。


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産業安全関係法令

安全関係法令




問  11

元方事業者、機械等貸与者等の講じなければなら

ない措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生

法令上、誤っているものはどれか。



答  3



解説:安衛則第666条

   (機械等貸与者の講ずべき措置)

  機械等貸与者は、当該機械等を他の事業者に

  貸与するときは、次の措置を講じなければなら

  ない。

  1 当該機械をあらかじめ点検し、異常を認めた

    ときは、補修その他必要な整備を行うこと。

  2 当該機械等の貸与を受ける事業者に対し、

    次の事項を記載した書面を交付すること。

    イ 当該機械の能力

    ロ 当該機械等の特性その他その使用上の

      注意すべき事項




書面の交付は、機械の貸与を受ける特定元方

事業者に対してなされるのであり、関係請負人に

書面交付されるわけではありません。

重層下請の建設業において、機械の使用は、

許可を得て誰でも使用可能であり、使用する

関係業者全部に書面の交付は、リース業者

にとって余りにも酷であり、現実的ではあり

ません。

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産業安全関係法令

安全関係法令



問  10

特定機械等である移動式クレーン及びゴンドラ

を使用する作業について事業者が講じた措置

に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上

、違反となるものはどれか。




答  5




解説;ゴンドラ安全規則  17条

    (安全帯等)

   事業者は、ゴンドラの作業床において作業

   を行うときは、当該作業を行う労働者に安全

   帯その他の命綱(「安全帯等」)を使用させな

   ければならない。

   2  つり下げのためのワイヤーロープが一本

     であるゴンドラにあっては、前項の安全帯は

     当該ゴンドラ以外のものに取り付けなければ

     ならない。



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産業安全関係法令

安全関係法令



問 9

ボイラー及び第一種圧力容器の労働災害防止の

ため事業者が講じた措置に関する次の記述の

うち、労働安全衛生法令上、違反とならないものは

どれか。




答ー2



伝熱面積の算定方法


①貫流ボイラーは、実際の伝熱面積に1/10を

  乗じる。



②廃熱ボイラーは、実際の伝熱面積に1/2を

  乗じる。



③電気ボイラーは、20kwを1㎡として換算する。




上記算定方法から、100㎡の貫流ボイラー

2基は、20㎡となり



伝熱面積が30㎡以下の貫流ボイラーのみの

場合、二級ボイラー技士免許を受けた者で

よいこととなります。


ンーン?


ボイラー技士の試験かと思いました。

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産業安全関係法令

安全関係法令



問  8

掘削作業等における労働災害を防止するため

事業者が講じた措置に関する次の記述のうち、

労働安全衛生法令上、違反となるのはどれか。




答  2



安衛則第376条

(潜函等の急激な沈下による危険の防止)

事業者は、潜函又は井筒の内部で明り掘削

の作業を行うときは、潜函又は井筒の急激な

沈下による労働者の危険を防止するため、

次の措置を講じなければならない。

1 沈下関係図に基づき、掘削の方法、載荷の

  量等を定めること。


2 刃口から天井又ははりまでの高さは、

  1、8メートル以上とすること。




***「潜函」とは、ケーソン。

  土木、建築の基礎工事で地下水などの流入を

  圧縮空気によって防ぎながら中で作業ができる

  ようにした、コンクリート製、鋼製の箱。




長さで、1,6メートルは使われません。

1、5メートルは、昇降設備を必要とする高さ、深さ。

などがあります。

よく出てくる長さは、1、8メートル、2メートルです。

そこからも1、6メートル?と考えるといいのでは

ないかと思います。



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産業安全関係法令

安全関係法令

問ー7
爆発、火災等を防止するため事業者が講ずべき

措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法

令上、誤っているものはどれか。




答ー3


安衛則第271条(バルブ等の開閉方向の表示等)


事業者は、化学設備若しくはその配管のバルブ

若しくはコック又はこれらを操作するためのスイッチ

、押しボタン等については、これらの誤操作による

爆発又は火災を防止するため、次の措置を講じな

ければならない。

1 開閉の方向を表示すること。


2 色分け、形状の区分等を行うこと。

  (色分けのみの措置では不可)




その他化学設備等の規制には、


●安衛則268条

化学設備を内部に設ける建築物は、

不燃性の材料

●安衛則269条

設備本体、配管は、腐食しにくい材料

(危険物又は引火点が65度以上の物が

 接触する部分)

●安衛則270条

ふた板等の接合部はガスケットを使用

●安衛則272条

バルブ、コックは耐久性のある材料

●安衛則272条

ストレーナーは、二重に設置

などがあります。

化学設備等の規制にはまだ他にもありますので

もう一度確認が必要かと思います。



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産業安全関係法令

安全関係法令



問ー6

建設業に属する事業の仕事を行う事業場に

おいて使用する足場、作業構台等の設備に

おける危険を防止するため事業者が講じた

措置に関する次の記述のうち、労働安全

衛生法令上、違反となるものはどれか。




答ー4



解説;安衛則575条の7

   (作業構台の組立て等の作業)

   事業者は、作業構台の組立て、解体又は

   変更の作業を行うときは、次の措置を講じ

   なければならない。

   1  組立て、解体又は変更の時期、範囲

    及び順序を当該作業に従事する労働者に

    周知させること。

   2  組立て、解体又は変更の作業を行う

    区域内には、関係労働者以外の労働者の

    立入りを禁止すること。


   つまり

   作業構台の組立て、解体又は変更の作業を

   行う区域内には、関係労働者以外の労働者

   は、立入禁止です。


  建設作業で関係労働者以外の労働者の立入

  禁止場所は他にもあります。


  安衛則171条の4

  安衛則194条の6

  安衛則245

  安衛則372条

  安衛則386条

  安衛則389条の8

  安衛則517条の3

  安衛則517条の7

  安衛則517条の11

  安衛則517条の21

  安衛則530条

  安衛則564条です。




  

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