危険が安全?
場当たりな安全対策
丸のこの安全対策に安全カバーを取り付ける
一見正解であると思われる。
しかし、かえって災害が起きやすくなる恐れが
あります。
丸のこの使用を終えて、電源を切る。しかし、
惰性でしばらく回っている。
回っているのか、止まっているのかカバー越しには
見えずらい、つい安全カバーを開けてしまう。
ところが丸のこは、まだ回っていた。
似たような経験はありませんか?
本質安全にはなっていないのに、一見安全に
見えてしまう。
安全カバーがないほうが、刃がむき出しで
怖いので用心して、近づこうとしない。
だから、カバーを付けて安全対策をするより
むしろ安全という結果になりかねない。
比較的簡単な対処療法に終わると、解決された
ように安心してしまいますが、危険の本質は、
残されたままになっていませんか。
労働災害を防ぐのにリスクアセスメントは基本
です。
安全システムの確立が必要です。
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