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労働安全コンサルタント試験

第34回 労働安全コンサルタント試験

産業安全関係法令

しばらく試験問題の解説をしたいと思います。

私個人の見解ですから、参考程度に考えて

下さい。


法令問題

問 1 安全管理体制に関する記述のうち、

    労働安全衛生法令上、違反となる

    ものはどれか。


(1)安全管理者の選任の問題です。

  よくでる問題ですが、

  (則4条1項2号)

  安全管理者は、その事業場に専属の者を

  選任しなければならない。

  ただし、2人以上の安全管理者を選任する

  場合において、当該安全管理者の中に労働

  安全コンサルタントがいるときは、当該労働

  安全コンサルタントのうち1人については、

  事業場に専属の者でなくてもよい。

  つまり、労働安全コンサルタントでも、

  事業場に専属でないものは、1人までなら

  よいと言うことです。

  これは、例外規定ですから本来安全管理者

  は、事業場に専属の者とするのが望ましい

  という考えで、安全管理者には、資格要件が

  ありますので人員の確保が難しいときに限り

  安全の専門家の労働安全コンサルタントを

  選任してもよいと考えるべきではないでしょ

  うか。


(2)巡視業務の問題ですが、

  衛生管理者は、少なくとも毎週1回の巡視

  義務がありますが、安全管理者の業務に

  は巡視義務をうたっていないようですが、

  (則6条1項)に

  安全管理者は、作業場を巡視し、設備、

  作業方法等に危険のおそれがあるとき

  は、直ちに、その危険を防止するため

  必要な措置を講ずること。

  とあります、つまり衛生の問題より、

  安全の問題が緊急性が高く、いつ事故が

  起こるか判らないので、巡視期間を決める

  のではなく、できるならいつも注意しておく

  必要があると言う事です。


(3)安全衛生推進者の選任の問題です。

  (則12条の3、昭和63.9.1労告73号)

  安全衛生推進者又は衛生推進者は、その

  事業場に専属の者を選任しなければなら

  ないが、以下の者のうちから選任する時は、

  その事業場に専属の者でなくてもよい。

  ①労働安全コンサルタント

  ②労働衛生コンサルタント

  ③その他厚生労働大臣が定める者

   (5年以上の安全衛生の実務経験を有す

    る安全管理者又は衛生管理者等)

  安全衛生推進者、衛生推進者の選任事業場

  は、10人以上50人未満の事業場です。

  小規模の事業場ですから、選任の要件が

  緩和されています。

  また、安全衛生推進者等は、専任の者で

  なくてもよいです。


(4)(5)は、省略します。

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