労働安全衛生マネジメントシステム
PDCAサイクルを回す上でのポイント
①OSHMSによる効果は、一朝一夕に現れるもの
ではなく、PDCAサイクルを繰り返す中で徐々に
職場の安全衛生水準が向上していくものです。
このため、事業場のトップは自らの安全衛生に
関する基本的考え方を「安全衛生方針」として
表明し、安全衛生に対する姿勢を明確にした上
で、性急に結果のみを求めるのではなく、PDCA
サイクルの要所要所で関わりながら障害となる事
項を取り除いていくことが、システムを円滑に動か
すために必要です。
②OSHMSの要となるリスクアセスメントを確実に
進めていくことが大切です。
③安全衛生計画を確実に実行するには、それぞ
れの担当者を定めて責任と権限を明確にすると
ともに、実施結果をフォローする仕組みが必要
です。
④システムが問題なく回っているかどうかを定期
的に監査する必要があります。
そのためには、事業場のトップがシステム監査
役の役割を関係者に明示するなど、監査者が活動
しやすい環境を整えることが大切です。
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