安全への取り組みが・・・
安全への取り組みが取引の条件になる
環境問題の深刻化に伴い、環境問題に対する
考え方は、近年、より積極的なものへと大きく
変化しています。
環境への取り組みを従来の「社会貢献の一つ」
という位置づけから「企業の業績を左右する
重要な要素」「企業の最も重要な戦略の一つ」
ととらえて事業活動の中に明確に位置づけて
いく動きが拡大しています。
また、グリーン購入法の制定もあり、環境に
やさしい製品やサービスを積極的に購入する
「グリーン購入」の取り組みが急速に広がり
つつあります。
環境への取り組みは、グリーン購入の進展、
市民意識の高まり、環境規制の強化等に
より、必須要件になりつつあるとともに、
環境への取り組みや環境経営システムの
構築を、取引の条件とする動きが、大手
企業を中心に拡大しつつあります。
このような情勢を横目でみながら、労働安全
マネジメントの普及しない原因は何なのかと
いつも考えています。
環境問題の意識の高まりのなかで、安心・安全
が叫ばれていますが、食品の安全は言われても
、労働安全はあまり話題になりません。
労働災害はあまり人目につかない?
安衛法では、自主的活動の促進を唱って
いますが、日本人はどうも自主的が苦手?
色々な理由があるのは解っています。
しかし、以前は、環境対策に投資をする
企業はありませんでした。
安全管理が企業の社会的判断の材料と
して重要視される日がすぐそこまで
来ているのは、確かです。
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